夫婦二人ともに頑張る姿。

14時すぎ徳山駅到着

早朝から、民生委員で年に一度のパン企画(高齢者に配るパンを作る)を終えた母が改札前で待っていて、いつもの喫茶店でお茶をして病院へ向かった。

15:30 周南病院 面会

とても新しくて綺麗な病室にまずびっくり。

カーテンあけると、目を瞑ったままの父がいた。「お父さん、体調どう?」「あのね、さっき徳山駅にいてね、今日の新幹線はものすごいひとだったよ」とか。

一言一言話す度、目は閉じたままだけど、目ん玉がキョロキョロ。何か質問系で聞くと、時々は手を握り返してくれたり、首を少しふってくれたり。

なんとなく嬉しそうな気がして、沢山いろんな話をした。

父、力をふりしぼって生きてる

それがダイレクトに伝わってきた。

前回会ったときより、明らかに、顔のはりというか血色がこうなんだか土色に近くなってて…

主治医が血液にバイ菌が入っている、予断は許さないという話を思い出して、話しながら、ぎゅっと握る体温が感じられて会えて嬉しいんだけど、

…きっと少しずつお迎えも近づいてるんだなとも思った。

15分間めいっぱい一緒にいた。

また明日も来るからね!と伝えた。

弾丸だったけど、一泊はして帰ろうと思った

16:30 医師会病院へ

昨日入院になった同じ地区の高齢者の方にパンを届けにいった

17:00 同じ地区の高齢者へパン配りのため徘徊

🍎「え!今日、朝7時から作ってたの!?」

👧「うん!そうだよ」

🍎「…(なんというボランティアしごとよ)」

👧「私も今月で民生最後でしめくくりだからね。これも、ちゃんと届けに行きたいんよ」

パンは全部で700個作ったとか(ええー😱)

そして、

21年にわたる仕事もいよいよ今月が大詰め。

👧「なぜか最終日が11月30日なんよ」

🍎「あ、そうだね。今月末…お母さんの誕生日」

👧「そう。なんかこれも運命かな、と思って」

毎年恒例の民生の行事、年1に無料でもらえる手作りパンで楽しみにされている方も多いらしい。

一軒一軒インターホンを押してまわる。

日本社会はマジで善意で支えられているなと改めて実感した。夕方約1時間くらい町内を挨拶しながら歩いて回り、笑顔と激励でパンを渡す母。

ただただすごいなぁと見守った。

かおりん