打開策、見つけるために。

そんなことよりも。

今朝も、ネコサンとも喧嘩した。

寝ても覚めても、今、絵本ライブのはなし。もちろん、やるなら、生がいい。選ぶ会場やそこのもつ雰囲気、来てくれるお客さん、みんなが物語を味わうその瞬間を含めて“かおりんごの絵本ライブ”だから。

けれど。

もしも、今後当分の間、生ライブできないなら、と、リモートでの動画配信も考えていた。ライブ配信やYouTubeのこと、著作権やそれに纏わる昨今の出版業界、そのNEWSなども調べた上で、著作権問題など、かなり難しいことが発覚。

🐱「かおりんのやろうとしていることは、そもそも、かなり難しい」

🐱「“人のモノ”を使ってるからだよ。もういっそ、自分で作ったら?絵本も音楽も。」

🍎「ネコサン…そんなに簡単じゃないんだよ」

作品づくりについて。いえど、いえど、伝わらない。最後には、どうしてかおりんはそんなに上から目線なの?自分が気に入ったものしか読みません的な。

🍎「絵本ライブは、ライブそのものが目立ちたいんじゃないよ!世の中にはこんな心に響く素敵な世界があるんですよ、と。自分が物語つくって音楽つけてただ前に出たい!じゃ意味がないんだよ」

昨日までに考えた苦肉の策も、それができたとしても収益にも全くならないよね?同意できない、と返されてしまった。

今、わたしに限らず、国内外の、多くのアーティストやイベントに関わる人々が頭を抱えていると思う。もはや、困るとか、そういう次元じゃない。

つまり、存続の危機だ。

もしも、ここで打開策を見出せないなら、きっと、今後続けることはできない。

5月この緊急事態がとれたとしても(多くの見識者は延びる予想)、あと数年は今までのように、とは多分いかない。少なくとも、ワクチンや薬が出だす、来年一杯は甘い見通しは持たない方がいい。自分にも言い聞かせてる。

既に、コロナの波は第二波第三波が予測されていて、イベントに関連する事業開催について大手企業はじめ、来年夏までの中止の意向を次々と発表し始めた。

絵本ライブ、ここ二年で活動を続けていきながらも、徐々に運営を回すことのできる運営方法を考えていた。

が、今は“生でやろう!”ととても言える状況になく、おうちでも聴いてもらえる環境を作るべきかと…リモートや動画ライブを調べれど…。

正直、全く見えないのが、今。

そもそも、絵本の朗読をネット配信し、YouTubeでの朗読許可をとろうなんて前代未聞。けれど、そういう意識のない方が大半で、今、YouTubeには一般の人たちが無許可で沢山の配信をつづけている。

いつもお世話になっているブロンズ新社さんも今かなり困っている(YahooNews)

動画配信しようとすれば、結局、著作権問題がとてつもなく大きく、絵本と音楽、絵本ライブは、二重苦。その両方の著作権をとらないといけない。

生ライブであれば、イベント人数や参加費を伝えて、適額の著作権料を支払えばよかったけど、プペルは別として、基本的に、絵本の挿絵やストーリーを全て動画に配信OKという出版社は…今のところ、ほぼ皆無。

🐱「かおりんのやろうとしていることは、そもそも難しすぎる」

🐱「そこまでしてどうするの?」

やりたいから、やりたいじゃなく、もっと出版社側にとっても、有益になる提案を考えたら?

喧嘩は終息した。ネコサンは企業人として、提案をくれている。もっと前向きにとらえたい。

何もやらなければ“潰れる”。それは、飲食業界だけの話じゃない。おうちを楽しむ、の裏にあるニーズも、もっとよく考えたい。よく見てよく考えろ。

今、自分の脳みそをフル回転してる。

まだあきらめたくない。

かおりん

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