岡山丸善、寝てしまった。あっちからこっちへ近づいてくる感覚がした話。

おかやま。

このまちに来たのは、1年半前の冬を迎える前、最初からここに居られるのは2年だと分かっていた。

2月も今日で最後。少しずつ暖かくなってきた。いよいよ明日から3月を迎えます。

-題材選びひきつづき-

今日は午後から岡山のMARUZENへ。「簡単に感動しない」と言ったけれど、ビビッと来ると、スパッと購入。

なぜだろう。猫の話が多い。音楽を選ぶときは、“切なさ”の醸し出た作品が多く自分の心を捕らえる。でも、ストーリーとなると、なぜか猫(またはキツネ)が主役。

◆猫が主役の絵本

そこにネコサンの存在は関係なくて、【猫を主人公にする】作者に深い哲学があるのではないか、と思うようになった。

猫って、ほら、割と人間と一線をおいた、俯瞰した存在だから。

今日の気づき。

◆割と絵のこだわりも強いよう

ビックリした。音楽とストーリーには、かなりこだわり強いと感じていたけれど。

ふっと通りかかったイラスト画集のコーナーに、自分の選んだ絵本たちが並べられていた。

🍎「あ、ヒグチユウコさん、『つみきのいえ』も。」

🍎「…え!?『食パンねこのひみつ』も!?」

視覚的に描かれる世界観も大事。

◆さまざまなこだわり

あと、字体のフォントが絵とマッチングしていないと、とたんに冷める現象。ストーリーの出だしが、(作家さんすみません)センスに共感できないと、最後の最後に買えない現象。

🍎「ここまでは、いいのにな」

🍎「なんで、この文字の大きさ、太さにしちゃったんだろう」

わたしにとって、リアルでもそうだけど、よほど“空間”が大事なんだなと思い知る。絵だけでもダメ、物語だけでもダメ。語るときは二次元から三次元へ。自分の語りで“膨らみ”をもたせる。それを聴く観客の感情の動きを想像してみる。

上手く作れるか。それは心地よい“空間”になるのか。

そういうイマジネーションをとことん掻き立ててみる。…ところが、身体めちゃくちゃ酷使したあとだったから、本屋のベンチでそのまま数十分寝てしまった件(ФωФ)

寝ながら撮った、どうでもいい動画↑

でもね、良かったよ。なんで『ピアノはっぴょうかい』か、なんで『好きになったら』を選んだか。だんだん自分の世界が分かってきた。あっちから、近づいてくる感覚だよ。

かおりん

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