そんなこともあって、てか、そんなわけで?
私は隣にいるネコサンという人を重宝している。うまくいえないんだけど、このネコサンと暮らしていて、ふしぎなのは、この人のそばにいると、私の超特注のこの陰(いん)の渦が勝手に吸収されていくのがわかる。
どんなに大きな負を持ち帰っても、いつのまにか消えてゆく感覚がする。し、ツンデレ態度はさておき、同じ空間にいれば、温かいものに包まれているような心地になり心が楽になる。
もっとふしぎなのは、私は弱ったとき、霊的なものにとても憑かれやすくなるのだけども(だからその気配がするところにはめちゃくちゃ敏感になるしそもそも強烈な怖がり気質)、この人が側にいるときはすごく大丈夫になる。
何より、よく眠れる。
大抵、それらが現れる時間は夜中の2から3時にかけてが多いのだけども、来たら分かるから、まだ体が動かせたらネコサンの方へ寄せると、ふわっと温かくなってバリアみたいな膜がはられる。
その中に入れば、もう大丈夫。その怖さも一気に消えること、この人と一緒にいるようになって、それを身をもって実感していて、自分の魂もそれをなんとなく知っているんだなと、怖いことから救われる度に思う。
負のグルグルも、悪いおばけも、全部吸い取ってくれるあったかい掃除機みたいな存在。もともと可能性をもった人に惹かれるタイプだけど、なんというか、その人というよりその人の纏っている何かに強く守ってもらってる感じに、実は今も惹かれ続けているのかもしれない。
ちなみに、本人はそんなこと知らないし、気にもとめてなし。ただただ昔から【運がとても良い人】だとは、ネコの父と母より。
私も結婚してから、する前が嘘のように、年々幸せになっているなぁと自負を強めている。
かおりん
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