困った人を助ける。
ただ単純にそういうことなんだけど、誰でも、いつもできるとはかぎらない。
アンパンマンの場合、自分の顔の一部をあげれば自分のパワーは弱まるけど、相手をお腹いっぱいにすることはできる。
助けるっていうのは、そういうことで必ず自分の犠牲(何かを)支払わないといけない。
弱い立場なら、さらに勇気と覚悟がいる。

津波が来たとき。
最後まで役所から放送をし続けた若い女性職員がいた。津波にのまれてしまった。
覚悟を決めて、勇気を出したわけだけれども、彼女は亡くなってしまった。怖かったはず。でも最後まで逃げなかった。
ほんとうの正義には“自己犠牲”が伴う。自分のパン(労力•時間•命など)を捧げても、誰かを助けたいと強く思い、行動すること。
高知へ向かう車内、赤の本をベースに読んで、足りない分を青の本の言葉で解説した。

困った人を助ける。
やなせさん自身がそんな人だったんだろうなぁと思った。
時代や国や立場によって、正しさがひっくり返る経験をして、戦争で弟さんを亡くしたことも大きい。
自分の人生なんだけど、人生を亡くした人の分まで強く一生懸命生きようとしている。

今後、アンパンマンを見る目が変わりそう。
ちゃんと予習していくと、旅は10倍楽しめるね。
人の人生はたくさんの知恵が詰まってる。
行く前に、何か一冊は読むことをおすすめします✨
今後、アニメをみる気持ちも色々変わっていきそうだ。今、ふしぎな気分がしているよ。
かおりん