家に帰れる日、ゴールデンウィーク、大切なひととき。

「一時的な帰宅は可能です」

4月後半、今の主治医の先生からその言葉を聞いたとき、正直耳を疑った。(もしかしたら生きている間に家に帰れる!?)まだその希望をもってもいいんだ!と驚いた。

が、実際の打ち合わせが進み、地域連携室の社会福祉士さんと話し合う中で、容態と状況によっては本当に一瞬になるかもしれないと。電話で報告を受けたとき、期待しすぎてもダメだと思った。

父、ひとまず昨日今日も頑張っている。

酸素マスクがとれていた。

最大限の準備だけはしておこう。

ひなたも活躍中。

外出の許可は、先生と何度かのやりとり、看護師などスタッフが減る休日は難しいとのこと。相談の上、来週9日(金)に決まった。

ただ、昨日も今日も父熱あり。先生は肺炎が落ち着いたら…と言っていたから、本当にどうなるか。当日になるまでは分からない。

看護師さんやドライバーの手配は、家族会議の末、フルマックス希望。もしもの急変に備えて、万全で迎えようとなった。

束の間のゴールデンウィーク。

海老食べたあと、満足感いっぱいだったが、私は月一の日と重なり腹痛ひどくなり、面会は明日に見送ることに。

撮ってもらった動画を眺めて、今日もちゃんと生きていることを確認。1日1日ホッと胸を撫で下ろすような感覚(なかなか父離れができないね)。

夜、今日はネコサン、我が実家お泊まり。

妹、母、ネコサン、私。なかなかない組み合わせ。昼に引き続き、楽しい一時を迎えることになった。

かおりん