気がついた。
それを弾いてるのが、まさに、ヨーコ…かもしれない。
洋子先生でも、他の誰かでもなく、陽子。
“癒しの演奏家YOKO”。

繊細で、伸びやかなタッチ。
歌うように、響かせる、音ひとつひとつ。
■洋子先生のスパルタ特訓
昔、ピアノの鍵盤にふれる“指の型”ひとつ、何度も何度も洋子先生の特訓を受けた。音は鳴らさず、鍵盤に指をおく瞬間のタッチだけ。練習曲や本番の曲通して、それができるようになるまで、何年もかかった。
ヨーコの音色と、私の語り。
これが上手くコラボレーションできたなら、すごく気持ちいい“音”になる。
世界が切り開かれていくかんじ。
私は、きっと、そこを表現したいんだ。

それで世界でひとつ。
どこにもない、一つの“世界観”になる。
まだ。
まだ試行錯誤だけれど、きっとできる。
本番まで、あと2ヶ月。
かおりん
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