宮沢賢治じゃないけれど。
西に、会いたいという人がいれば、飛んでゆき。
東に、困った人いれば、何ができるかを共に考え、共に“歩む”。
経験も、知恵も、技術も、これまで育ててきた全てで“引き受ける”。
わたしの37年間、振り返れば、そんな感じで。金銭に変えられない【時】を頂いてきたのも、この生き方の財産だと思っている。
■必要としてる人に寄り添う
ときには、いっしょに涙し、いっしょに笑う。相手の欲することに、欲するままに、応えること。
「かおりんは愛されキャラだね」
ときどきそう言われることもあるけれど、大なり小なり、好きだなぁと思う相手には、“いのち捧げる”ようにつきあってきた。
まず自分から愛すること。自分から関わってゆくこと。相手を信じること。
ここが全てのはじまり。
いちばんそばにいるひと。
愛することは、受け容れることだと言った。
でも、わたしにとってはすこしちがう。
愛するとは、“慈しむ”ということ。生きてることの儚さと向き合いながら、目の前の相手にまず寄り添うこと。
絵本ライブで涙する人がいるのは、
たぶんわたしの心の奥。
“慈悲の精神”を感じとってくれているのかもしれない。
最近、そんなことを思うようになった。
捧げるのは、時間でもなく、お金でもなく、こころでもなく。
ほんとうは、いのち。
自分から込み上げる“いとおしさ”みたいなもの。感じとってもらえるベース。
はやく。はやく作っていきたい。
かおりん
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