愛する、愛していた。

パパはママのこと、やっぱり、とっても好きだったんだなぁ。

昨夜もそう思った。

今でもパパはママのこと名前呼び、その名前が出てくる度にものすごくうれしそう。

私が小さい頃、いつもママが近鉄のパン屋でパンを買ってくれたこと、自分は仕事で忙しかったから知らなかった!と、もっと聞きたがる。

愛されていた事実

天国のママは、幸せだったろうな。

今も早くパパと会いたがっているだろうな、て。

結婚してから何十年、二人っきりでの生活の中、いつ見ても二人は相思相愛だろうなと思ってた。でも、片方がいなくなっても、それは続いてる(なんて!)。

すごいことだよね?

どういう人生がしあわせか。

それは、やっぱり、愛される人生だと思う。

できれば、恋人も、恋人以外にも。

ママはたくさん持っていた人だと、みんなの記憶の言葉から、なんとなく感じとり。

上品でオシャレで、ヘマをしてもなんだか憎めなかったひと。可愛らしい、愛らしい、子どもながらにそう思っていたこと。

今、思い出した。

かおりん

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