午前の白熱胸熱の打ち合わせを終えてすぐ。
PM1:30 面会
ドキドキしながら急いで病院へ向かったら、たん吸引中の「うーんうーん」と眉間にシワ寄せながら頑張っている父がいて少し待ってから入室することに。
入ると、いきなり(いつもよりハッキリとした声で)喋り出した。え?話せるの?お父さん。

なぜかコテツが上に乗っていた。
毛布をはぐとタオルもかけられていてビックリ。眠るお父さんと一体化していた。
🍎「コテツ…可愛がられているね」
👧「1週間よくがんばったね!コテツ!」
🍎!

今日からはレッサーのひなたとタッチ交代。
顔の肌艶も良いし、何よりよく喋る。…もう、この間の1週間前の状態や今週水曜の写真や動画から、何も喋られない“寝たきり”かもしれないと覚悟してきたが、お喋りが続いた。
お父さんワールド。たぶん、夢の中でも、まだ何か修理か工事かしているような。

まだまだ、力がつよく。
妹が「父さんコード回して!」というと、ぐるんぐるん!と力強く手を上にあげて回し始めた。
この人は…。父は、こんな時になっても“仕事の中”でしっかりと生きている。

しあわせな人だ。
母もトトロもたくさん話しかけた。ときどき「はーい」と返事したり、何かに文句言い出したり。キャラクターはそのまま。
いつも通り、妹が乾燥している父の足や手や隅々までクリームをぬってくれた。
苦しんでいない。良かった。むしろ肌艶もいい感じ。病室入るまでの緊張がホッと緩んだ。
そのあと、食べ忘れたお昼ごはんを買いに近くのスーパーに寄るのだけど、会話もあまり覚えてない。とにかく、とにかく良かった(ほっとした)。穏やかな父だった。
かおりん