【西宮】癒しの演奏家ヨーコと本格練習三日目~表現の壁のはなし~

信じ抜けるかどうか。

これは、今、私自身のもんだいで。

 

今日は、癒しの演奏家ヨーコとの本格練習三日目。よもや、自分自身の表現の壁(ブロック)と、なまじ向き合う時間になった。

 

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◼本格練習三日目、朗読と語りの解釈について

前回2回目は音楽メイン、今日はナレーション含めた語りを中心に。一つ一つ気になった箇所をヨーコが質問してくれ、自分解釈を一文ずつ確認する作業から始まった。

 

🍑「物語のはじまり、“4000メートルの崖”ってどんなんか、想像できてる?」

🍎「(ハタと‥)4000メートル‥」

🍑「そう、けっこう高いよな」

🍎「‥富士山より高い崖だ」

 

正直、これまで(プペルに限らず)ナレーションは、淡白に、サラリと読めばいいんだと思っていた。だけど、今日、自分の中で、随分と言葉に対する認識が甘かったと痛感する。

 

なんとなく分かっていたつもり。

 

実際、これがわたし多かった。崖でいうと、“すごく高い”という曖昧な認識のまま。

答えていくうち、富士山以上の高さの崖に囲まれた町‥本当に断絶された世界がそこにあり、星さえ見ることができない空、そして、その町を覆ってしまう、モクモク雲を想像した。

 

★こんなに綺麗な町なのに、星は全く見えないの?★

 

🍑「そう。それで、その崖に囲まれた、そとの世界を知らない町って、どんなんやろ?」

🍎「‥うん。完全に閉ざされた町だ。」

 

 

1ページめくり、また質問が飛ぶ。それに答える。答えられない箇所も出てくる。今日はそのやりとりの繰り返し。

 

 

◼その他、ツッコミどころ+修正どんどん

・会話時の間の取り方

・発音アクセント矯正(多分、山口弁イントネーションとアクセント)

・心臓や息の音のリズムや息づかい矯正

・「くさい」「におう」など、生理的に嫌な気持ちが醸しでる発声の仕方

 

 

いた、とか、いるとか。

言葉の最初にアクセントをつける方言的なイントネーション。これは‥いまだ、自分でも気づかないことが多く、他人もなかなか指摘しづらいだろう、ほんま有難い(*_*)

 

◼今日一番心に残ったことば

 

この二人は生きてるんやで。

会話は、生きたままに、感情がこぼれるように。読む、じゃない。

かおり、この二人を“生きろ”!

 

 

生きて語れ。

そう強烈に響いた。

 

##

 

まず、マイクなしでも、感動させられる“語り”に仕上げること。

 

でないと、今から自分達が作りたいものは到底作れないよと。

 

これまで、“生きてる”つもりの“読み”だったかもしれない。

語り、実は、感情露に発声することにかなりの抵抗あり。きっと、自分自身がそういうナレーションの人たちに感動した試しがないから。

 

でも、ヨーコのいう、プペルやルビッチの人生を“生きてみる”ができたら、言葉が“本当”として、聴いてる人々に届くだろうか。

 

 

 

今夜、また向き合いなう。

とりあえず、携帯繋がるようになった!

今回、表現の模索で途中迷路しそう。間に合うのか、9月試写会(いや、間に合わすしかないだろう!)

 

 

かおりん

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