「よくみてよく考えろ」

今回、ホテルをとっていて良かった。

防府駅からタクシーで5分。病院と駅の間くらい。昨日の状況で徳山まで帰るのは大変な負担になっていたと思う。

母一人でなかったことも。

昨日もしもあのまま腰だけでなく、手も縛られたとすれば、幻覚とはいえ、父の暴れは最高潮に達していたのではと。

■看護師の言葉遮り、主治医の元へ

「先生、お願いです。なんとか眠らせる方向でお願いします」

看護師から、今は尿管の管をとったから少し様子をみましょう。それでも暴れたら手を縛る意向ときき、看護師では話にならんと、直接、指示を出す先生の元へ走った。

■どんな状況でも「よくみてよく考える」

結果、ひとまず事態はおさまる。

看護師さんはプロだが、言葉のかけ方や措置に対する判断が、昨日の父対応には合っていないかもしれない。

どうすれば、目の前の父が一番安心するか。この一点。医師のやり方と父の強望、薬が体に起こすリスクを聞きつつも、今は睡眠薬を投与することがベストだと判断。

言葉としては、カウンセリングマインドとコーチング手法を使い、自分はあなたの味方ですと伝え続けた。

自分を信じて行動すること

あとで、ネコ指摘の“せん妄”について調べてみると、本人の妄想を否定せず、話を合わせる対応をするのがよいこと(あっていた!)。

予防には【入院中の細やかな看護】や【家族との接触】がいるとのことだった。

今回、コロナの影響で面会謝絶もあり、充分な予防策を講じれなかった。これも父の不安感や不信感を煽った可能性がある。

幻覚状況であれ、後々の、本人の失望リスクが低い対応すること。

でも、あのときの行動が本当に正しかったかは分からない。私は医療のプロではないから。

■幻覚・幻聴はパーキンソン病の症状

脳の病気であるこの病状のひとつ。ところが、今回の危険を感じさせる幻覚というのは、自宅ではあまりなかったこと。

お父さん、昨日無事に過ごせたか。

わたしも、今もドキドキ。ホテルに泊まったことは正解。

結局、まだモーニングへはいかず、母ごろん。「きもちいいよ」と、アパのセミダブルで体を休めている。

面会時間は13時~。今日の動きを考えつつ、岡山へ戻らなきゃ行けない日と山口に居られる日、頭の中で調整している。

かおりん

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