真夜中4時。介護問題ってこういうことかなと思った件。

かおりさーん。再び声が聞こえた。

駆け寄ると、今度は「トイレに行きたい」と。…行かなくても大丈夫、と言おうとして、大丈夫じゃないズボンの濡れを確認。

🍎「…トイレ行きたいの?」

👨コクリ

🍎「まだ“おしっこある”のね?」

👨コクリ

まず、車椅子を持ってきてベッド横に固定。後ろにまわって“斜めった父”を真っ直ぐに引き上げ、前にまわって、手を繋ぎ、上体を引き上げる。

🍎「ヨシ。立てたね」

👨コクリ

🍎「つぎは、“すりあし”“さすりあし”ね」

👨OK

↑最近の父と私の合言葉。すりあし~さすりあし~♪を歌いながら、2,3歩して上体を車椅子へ。

後ろから押してトイレ前、そしてトイレの前へ着くと、再び前へまわって、二つ目の合言葉“スーっとスーパーマン(斜め上へ上がるように)♪”で立ち上がらせる。

🍎「今日は“座って”できる?」

👨「すわって?」

🍎「そう。座っておしっこ」

👨「…やってみる」

昨夜のネコアドバイスを早速実践してみることに。立ったままだと下着やズボンに漏れる確率が高く、着替えを何度もしなきゃいけなくてと伝えると、お父さん座ってできないの?と。

ひとまず便器前の“回旋”に約3分間、合言葉で足を少しずつ動かしていき、動く度、持つ手すりの位置も変えていくよう指示。

🍎「ヨシ。座れたね!じゃあ、まずパンツとズボン脱ごうか」

👨コクリ

そして、なんとか座ってできた!頭の中、るりに伝えることまとめながら、紙パンツにパットを入れにいく。

👨「おーい(終わったぞー)」

🍎「はーい」

🍎「じゃあ、戻ろうか」

■頭の中メモ

夜中トイレと言われた時どうすればいいか、対応について。

断るかどうか~紙パンツや下着への尿漏れがある場合の対処~便器からの力を使わない立ち上がらせ方~立ち上がらすとき負担ない筋肉の使い方~危険ない車椅子ののせ方など。

そして、なんとか戻ったベッドまで。再びスヤスヤと眠りだし、少し目覚めたるりへ伝言。私もブログを書き出した。

■ところが

30分後のAM5時過ぎ。

👨「おーい」

🍎「なにー?」

👨「もう7時だぞ!」

🍎Σ( ̄□ ̄;)

な…わけないじゃん!5時だからね、と伝えると、えと驚く。そして

👨「おーい。“写真のキッド”取ってくれ」

🍎「写真のキッド??」

🍎「(今度は)どういうこと?」

再び駆け寄って2,3やりとりして、寝ぼけているなと判断。もう寝なさいませ!と布団をかける。本人の意向に反して【立ちきる】というのも大事だなと学習した。

■魔の5時~6時

このあと、「おーい」と何度か呼ばれ問答繰り返し、言っても聞かないので、テーブルの方へ行きたいと車椅子で連れていくと「なにをしに来たか忘れた」。そして、再びベッドへ戻ると「トイレへ行きたい」。

( ̄□ ̄;)!!

わたし、実は、明日から関西予定。少なくとも2,3日はあけなきゃいけない。調整したスケジュールもカツガツ…

■まだ慣れない術後の家暮らし

今、ちょっと離れるの不安だな。るり一人でできるかな。自分のスケジュール、ネコサンへの相談と、またまた考えている。

かおりん

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