みてて、いろいろ考える。
一番悔しいのは、本人だろうなと思う。もともと、何でも自分でできるひとだったから。

もしも。
もしも、わたしに子どもがいたとして、いずれ、自分も、自分のこういうこと(けっこう恥ずかしい)を子どもにさせたいと思うのか。
たしかに、父が言っていたように「そこまでしておまえ生きたいか?」。
かといって、赤の他人に世話されたり、施設に入れられたいか。それなら、家族や子どもにみられる方が“マシ”なのかな。
少なくとも、…うちの父は元々プライドも高く、こういうの、めっぽう嫌がるタイプ。すんなりと私の対応を受け入れたこと自体、実はまだ信じられない。

その状況を従順に受け入れた。ということは、本人にとって【そうせざるをえない状況】にある、ということ。
■朝、謎のおやつタイム続行中
起き抜けには、おはぎをひとつ食べて薬を飲むと、再び“健常者”になる。
AM7:30。スタスタと歩き出し、朝食にはトースト二枚とゆで卵をペロリとたいらげた。
■早朝、夫婦会議
🍎「朝からありがとう」
🐱「うーん。それにしても、完全に夜中が問題だね」
🐱「聞いてると、オムツの問題が大きいと思う」

🐱「そのオムツ、お父さんにあってるのかな」
🐱「言い方は悪いけど【気持ち悪さに気づかない】程度のものを使わないと」
🍎「要因はいくつかある。オムツは容量を確認するね」

卵食べたあと、昨日の巻き寿司の残りを食べた。
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。奢れるひとも久しからず…
人間のサガと、目の前の事象。時代は平成から令和へ流れたというのに、平家物語の冒頭。今もずっと頭に鳴り続けている。
かおりん
コメントを残す