復興のTV、祈りを捧げながら。
目の前のこと。

あと1週間。
いちばんの心配は“認知”の低下。
私は医療や福祉の専門家ではないが、入院中に毎日ふりつもる不信感が“せん妄”内容として現れ、家族に会えない不安感がより状況を悪化させている。
これまで、幻覚が現れても「みなみがさっきまでそこにいた」「かおりが帰ってきてたぞ」本人の希望や期待の内容、明るいものだった。
ところが、入院二週間にして、一変。今は、その幻覚が命の危機感を感じさせるもの。本人からすれば、恐怖の状況がつづいてる。

■思うこと
タイミングが悪かったとか。コロナが悪いわけでもなく。
今回の件は、看護師さん個人の問題でもないと思っている。中にはいい人もいる。
問題なのは、横縦の連携が滞る病院自体のシステムや、医療知識の浅さも含め、挨拶ひとつまともに教えていない教育。
二昔前を感じさせる患者や家族に対する接し方、言葉がけ。つまりは上層部の、まとめる人びとの姿勢・体制づくりそのものに問題がある。
山口県が、防府市が、市民が、そういう病院経営をまかり通らせていること。ここが今回、わたしの不信感の最大の原因だ。

でも、だからといって、あと一週間よろしくお願いしますと。
安易に思える状況ではない。
お喋り好きの父が、殆ど喋らない環境に置かれて早二週間。不信感たらたらの看護師へ、話しかけるのは多くない(はず)。
少し前までは、10分前に食べたものを忘れるということはなかった。

ヒントだしても、
写真みせても…答えられない
会う度に、記憶力・認知力・表情が低下している。あと、顎周辺の筋肉も。
運動動作の回復は、さほど心配していない。名医のDBS術の経過を見守ればいい。
さて、これから本屋へ。
脳トレで大事なのは、インプットとアウトプット。離れながらも、不安感を軽減させ、できる対策があるはず。
愚痴ってばっかりも仕方ない。やれることやっていくよ。面会まであと四時間。
かおりん
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