これまでの経緯。

先々週木曜日の診断は、誤嚥性肺炎。

「肺が真っ白になりつつあります」

病院から連絡あり母が呼び出され、その日中に私が翌日にはカナダから妹が帰国することになった。

いつどうなってもおかしくない。

先生から聞いた言葉通り、病室で見た父は酸素マスクつけてMAXで酸素を送られてるにも関わらず、まるで溺れているように必死の顔、苦しそうな呼吸…私ももうダメだと思った。

が。

必死にただ呼吸をしていく父。

それから、1週間、10日とたつにつれて、約3日ごとに行われる肺のレントゲン検査の結果は「だんだん白いところがとれてきてます」

びっくり。

ついに、先週酸素マスクがとれた。

途中、股関節手術の抜糸も完了。

そう、そもそも入院したのは足を骨折して手術が必要になったから。そのあと酷い貧血が見つかり、おかしいねと調べてみたら十二指腸に潰瘍2つ。

実は、肺の白いのがなくなりつつあると同時に、潰瘍も治りつつあるという経過だった。

🍎「なんと信じられない」

👧「すごい生命力だよね」

人が好き。もともと世話好きの父。

シャチョー、カイチョー、たけちゃん、もうちゃん、たけしちゃん、とよかわさん。

途中、色んな人がお見舞いに駆けつけて来てくれ、沢山呼びかけけてくれたのも、ものすごく力になったのだと思う。

この経過に家族はビックリしつつも、感服した。

10日以上絶食状態、栄養は点滴だけ。お見舞い最後に、行かないで!といわんばかり、手にぐっと力を入れて、起きあがろうとしたこともあった。

この状態でこここまで回復したのだから(それだけでもミラクル)、もし口から食べられるようになったら…もっと元気になるのでは!

もともとパワフル系。

🍎「また食べられるようになるのかな」

そしたら、またもしかして車椅子に乗れる日もくる??期待していいのか悪いのか。

入院当初、潰瘍がよくなれば、嚥下(喉を使って飲み込む)訓練、つまり飲み込みの練習から食事を再開する予定だった。

「最悪な状態は抜けましたが、誤嚥はいつでも起こりうる状態です」

だから重湯(食事)を再開したときが、また山になるかもしれないねとは先週までの話。

昨日LINEでの報告、そうはならないことが分かった。

かおりん