母の口ぐせ。慈悲のこころ。

「人の傷みの分かる人間になりなさい」

物心ついた頃から、叱られるときはいつもそう言われてきた。

今思うと、これは、母自身をよく表す言葉だなと思うし。だからこそ、わたしは、この人を選んで生まれてきたんだろうなぁとも思う。

さっきの話はここにも繋がっている。

母が、子どもの頃言った言葉の裏には「やさしい人でありなさい」とか「人の心に寄り添える人でありなさい」とか、そんな心理が見え隠れしていた。

子どもながら。

痛みや苦しみを経験することは悪いことにならないな。むしろ、自分を育てる経験に繋がるのだなと感じた。

小学六年生のとき。そして、中学1年生、道徳の時間を通してもらった“母からの手紙”。このときが(今世での)私の慈悲への一歩目、目覚めのときだった。

かおりん

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