今日から4月。
新しい年度のはじまり。
昨日投稿したおばあちゃんの手紙を読んだ母が少し熱を込めてTELがあった。「なんか、やっぱり今の私があるのは、ばあちゃんのおかげだなて」。

突然、唐突に何を言い出すのか??と、ひとまず話を聞くことにした。
母は、今日あった話や今思ったことを、忘れないうち、一色単に言う癖がある。点と点の話…いつ線に繋がるのか?
———
「話を聴いてほしい」
という人が、毎日実家には次から次にやって来て。用事の合間に、それを一人一人聴いていくと、あっという間に夕方で(有り難くもあるのだけど)少し疲れてしまうらしい。
のんびりとテレビライフを満喫する老後はまだ来ておらず。
母の中で、そういう慌ただしい日常は、色々なもどかしさもあるのだなぁと聴いていると、ハッと思い出したように「でもね!」と言い出した。
👩「実は、⚫︎⚫︎さんがね、今週から神戸へ行くこと話したら『私が徳山駅まで送るよ』て言ったんだよ」

母は今週水曜から神戸へ遊びに来る予定✨
🍎!
🍎「⚫︎⚫︎さんが??」
母より少し歳上の方で、足が少し悪いのだけど、今は地域のあらゆる会をまとめるオサ。
母とは、私の子ども時代から何十年のつき合いで、少しプライドの高い…いわゆる奥様という感じで、その台詞は正直あまり想像つかない。
一呼吸入れて、
👩「今日、自分は夕方まで、あっという間で…。いつも、この時間は一体何なのか!と考えてしまうんだけど、ばあちゃんの手紙見て、なんかスッと分かったんだよ」
それから、電話を切るまで、こんこんと語る母。今強く生きられるのは、ばあちゃんのおかげだと繰り返した。

そう言うと、穏やかな声になった。
きっと、親子にしか分からない“繋がり”みたいなものがあるんだね?
母の中では一本の線になったのだなと理解。
これ、昨日の通勤中に書いていたけど書ききれなかった話。写真は日曜に作ったくまパンサンドから。
私もそういう風に改めて、父や母を想う日が来るんだろうか(私の場合は日々感謝で思い出す方だが)。
でも、わかるよ。
ばあちゃんはマジですごかった。
あの人はなかなか越えられないと思うよ、るりちゃん。私もあんな風、強く生きていきたいよ。
かおりん
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