・感動した、涙が流れた
・想像以上だった
・絵本ライブ、また行きたい
今回の姫路ライブは、出演者側も想像以上の反応に正直、驚いている。アンケート結果もビックリの、約9割が5段階評価の5。(ありがとうございます!)
でも。
でも、同時に、課題や改善点も多く発見することに。来年本番の本番を迎える前、『ライブ』という形で皆さんに観てもらえたこと。大きい。これまでの練習やリハーサルでは全く気づかなかったこと、気づく機会となった。

先日の出演者反省会。
実は、出演者からは、終始辛口反省が目立っていた。
・全体的な音響バランス
・出演者の声がボワンボワン聞こえるところ
・リハーサルと本番のサウンドの違い
・読み手が動揺し(すぎ)、読みに集中できなかった←有馬さんにも「かおりん、途中までほんまそうやったなぁ」
・全体の企画構成の甘さ、楽曲2つと絵本1冊では物足りなさ←全体としては、これが一番改善すべき点
・一つめの曲はなぜルパンか、という選曲の意図の薄さ
・魅せる演出を総合的に取り入れていない(演出力のなさ)
・歌い手うさぎの登場の唐突感
・最後の歌はもっと演出できたはず→次回は伴奏アレンジをしてスポット照明など演出を加えてはどうか
・MCのレベル、全体構成と、任せるところは全てふるなどバランス←出演者のパフォーマンスを発揮させる環境づくり
・スポット、照明の必要
少し上げただけでも、こんな感じ
一つのテーマについて、何分も何十分も出しあう。反省を出してると、本番のときが思い出され、苦しくもなるが、同時に「次はこうすればいい」がその場でどんどん提案されていった。
とにかく顔があつい。

12/11飾磨のガストで反省会というか、
もはや大反省会。
昼間に集まったが、結局「おつかれー」と別れたころ、あたりは真っ暗。みな、フラフラになりながら手を振った。

さらに、実は、裏話をしてしまうと。
もともと今回の姫路ライブは、来年の本ライブに向けたリハーサルライブとして行うというのが、本来の目的だった。
ところが、ライブ数日前、これまでのコラボ経緯をふまえ主催側の『苦渋の決断』により。
来年再びいっしょにやるか。
これは、姫路ライブが終わってから、「どうしてもやりたい」「あなたが必要だ」と思ったメンバーへ再度オファーさせてもらいたい。そのような内容へ変更した。

直前すったもんだ
にも関わらず、
メンバーの意志は全くブレなかった。
とにもかくにも、
この姫路ライブを成功させよう!!
やりきろう!!
みんな想いは同じ。
そして、伝えた内容については、全員「OK」。つまり、四人でやるのは、これがラストライブかもしれない。

そんな気持ちで迎えたのが、
本番当日。
12/11ガストでの反省会に、今回の歌い手ウサギの姿はなし。がんばり屋と根性、それは誰よりも認めていた。この3ヶ月ずっと横でみてきたから。
でも、ここから先連れていけないこと。
姫路ライブの翌朝、コメダ珈琲
誘った主催(私)の責任、
もっとやってみたい!というウサギ。
謝らず、伝えた。
改めて、私の作りたい作品がどんなものか。
そして、なぜ、あなたを選べないのか。
終始、ウサギはくるくる色んな表情をした。
最後の顔、今も忘れられない。
何が足りないか。
彼女の根本にメスを入れる。
大好きなウサギへ、苦渋の決断を伝えた。
かおりん
決断。伝える。
強さがいりますね。
共に何かをつくり上げるのは
本当に人を選ぶ。
人としての好き嫌いだけの問題ではないから。
お互い違う道を歩きつつ
成長してゆけば
また違う形で何かの縁もあるかもしれない。
今回はうさぎさんにとっても
良い分岐点だったかもしれないですね(*^^*)
南さん
コメントありがとう。
3か月前、人前で歌うことすらままならなかったウサギ。本番ではツラい思いも乗り越えて、皆さんの前で堂々と歌い上げてくれました。本当に成長しました。
この決断について、応援者の皆さんにも色んな思いをさせており、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。一重に、主催側の実力不足。
途中、うさぎがどんな状態であっても「最後まで連れてゆく」そう決めていました。オファーした以上、そこまで育て上げたいと。
今回はこれまでの過程も含め、判断させてもらいました。賛否両論あると思います。でも、決断した以上、揺るがず、きちんと作品を創りあげていきたい。それが姫路ライブに本気で打ち込んでくれた、ウサギへの答えだと(勝手に)考えています。
ごめんなさい。随分遅くなりましたが、お返事として。彼女の表現者としての成長は、これからも見守っていきたいと思います。